英語の頭文字をとって『GAD』ともよばれます。
通常の不安は何らかのはっきりした理由に対して生じ、ある期間を過ぎると消失します。
しかし、全般性不安障害では日常の様々な出来事や活動に、理由の定まらない不安や心配が生活に使用をきたすほど過剰に長期間続きます。
100人に3~8人の割合で発症し、女性の発症率は男性の2倍と報告されています。
症状
患者は、起こりえる問題をずっと心配し続け、集中力を欠き決断することができなくなります。
よくある身体的な訴えには、
- くつろぐことができない
- 眠れない
- 疲労感
- 頭痛
- めまい
- 動悸
などが挙げられます。
介入(治療法)
介入のターゲットは「心配」と「行き過ぎた緊張」です。
介入に際しては、心配ごとについての認知の再構成を行います。
「行き過ぎた緊張」に対してはリラクゼーション法が有効です。