条件抑止法 (conditioned inhibition)

 A.J.イエーツによって、チック症に適用された方法です。
 この原理はG.L.ハルの消去に関する実験から導かれました。
 負の症状がある場合、集中的に意図的にその症状の反復練習を行う方法です。

具体的な方法

 方法は1分間反復練習、1分間休憩を5回繰り返します。これを1セッションとし、1日2回行います。

原理

 不安回避によって強化された条件反応と考えられるものを、条件づけられた行動を強化子なしで反復すると、反応制止(疲労みたいなもの)が生じます。その結果、反応したいということが条件づけられて条件抑止を起こします。

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