就学前の乳幼児から12~3歳までの精神発達を測定する方法
結果の示され方
- 発達年齢
- 発達指数
- 発達プロフィール
知能検査との違い
知能検査は知能のみを測定するのが目的で開発されました。
一方で発達検査の目的は心身未分化な乳幼児期の発達特徴を重視します。総合的な発達状態の把握を目指そうとするものです。身体運動面、心理的面、社会的面など子どもの生活全般にわたる項目が盛り込まれています。
利用方法
- 健常児の発達状態の評価
- 発達診断
- 発達遅滞や発達障害の早期発見(加えて、その後の療育指針や治療方針を検討する際の基礎資料として有効に利用されている)
発達検査の種類
親や保育者が回答する形式
- 乳幼児精神発達診断法(津守式)
- 遠城寺式乳児分析的発達検査法
- KIDS乳児発達スケール
専門家が観察項目にチェックする形式
- 日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDSST-R)
その他
- フロスティッグ視知覚発達検査
- 日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査(JMAP)
- MCCヘビーテスト