個人心理学を唱えたA.アドラーの用語です。
しかし、アドラーは明確に定義していません。
性格ないし人格とよばれるものにほぼ相当するものです。
個人のライフスタイルは「ふるまい、考え、認知する」仕方、そして「生き方の枠組み」です。
ライフスタイルと性格や人格の違い
ライフスタイルは、目的を追求しようと、いかに行動するかという、その人独特の個性的な行動様式を示し、動的な概念を含みます。
そこには、
- その人が、自分自身をどのように相対的なマイナス状態と考えているか
- それを補償するために、どのようなプラス状態を目指すか
- それを達成するために、どのような手段を用いるか
が関連してきます。
ライフスタイルの形成
遺伝と環境が影響を与えるとされます。それらに対する個人の意識・決断が、ライフスタイルを形成していきます。
環境要因としては、子どもが家族の中で以下に地位を気づくかがライフスタイルを育むとされます。家族のメンバーが異なる行動や態度で反応するのを見て、子どもが自分で導き出す結論からライフスタイルは形成されるのです。