実験法(experimental method)ともよばれます。
実験室などで環境変数を統制して、行動を観察する方法です。
方法
実験観察法では、実験者は、一定の状況下である行動に影響すると思われる条件を系列的に変化させます(独立変数の操作)。それにより、それに伴う行動や内的状態の変化を観察し(従属変数の測定)、条件と行動との因果関係を調べます。
特徴
科学的心理学の研究方法として欠くことができない方法です。
環境と行動との因果関係がわかります。
場面構成の一例には、
- 社会的スキルの評価などに用いられる役割演技場面
- 不安喚起刺激などを提示する行動回避テスト
- 手を膝におくように指示しておくなどして、その行動を観察する行動アナログ場面
- 自然場面に類似した構成的場面
があります。