評定尺度法 (rating scale method)

 観察すべき個人の態度・傾向、集団のやりとり、雰囲気などを把握するため行われます。
 観察する行動に対して、いくつかの項目について何段階かで評定する方法です。

長所と短所

長所

  • 効率的で時間が調節できる
  • 構成が容易で実施が簡単
  • 応用可能性が広い
  • あまり訓練されていない人でもできる
  • 両化されてにくい領域の行動に適している

短所

  • 構成や実施が容易なため、しばしば無差別に使われる
  • 観察者の心理的要因による偏りのエラーをまぬがれないため、信頼性が失われる可能性がある

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