自己概念 (self-concept)

 自己構造(self-construction)ともよばれるものです。
 自己概念とは、自分についての比較的強固で永続的な認知構造です。具体的には、自分の性格、身体的特徴、能力、価値などに対する変化しにくい考えです。
 来談者中心療法では、不適応行動を治療するために自己概念を変容させることが目的となります。

 自己概念は、過去や現在の経験からつくられます。そして、将来の行動や意識のありかたを規定します。その機能や構造は文化差が反映されやすいとされています。

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