C.R.ロジャースが提唱しました。
過程尺度は評定尺度です。実際の面接記録を元に作成された、面接中のクライエントの発言を評定します。
過程尺度はストランズと呼ばれる7つの下位尺度からなります。
過程尺度の開発
ロジャースは心理療法において、セラピストから十分に受け入れられていると感じるクライエントに生じる変化の過程を概念化しました。これに基づいて心理療法の過程尺度が開発されました。
信頼性と妥当性
過程尺度の信頼性は高いものです。
妥当性についても一定の成果を示しているといえます。なぜなら、ほかの客観的資料やカウンセラーの評定によって得られた治療的進歩について高い一致を示したからです。