ヒッパソス

 ヒッパソスは古代ギリシャの哲学者で、メタポティオンの出身者だった人物です。ピタゴラス派の一員でピタゴラスの弟子でもありました。
 彼は、無理数の存在を発見し、2の平方根が無理数であることを導き出しました。
 ただし、ピタゴラスは全ての数は整数の比で表せると説いていました。そのせいでピュタゴラスはヒッパソスの考えを認めようとはしませんでした。そして、ピタゴラス派の人々は、ピッタコスを追放、または殺害しました。伝説では、ヒッパソスは船上で無理数を発見し、ピタゴラスの弟子たちは彼をそのまま船外に投げ出したといわれています。
 また、ピッタコスは音響学や共鳴に関する実験を初めて行ったともされています。

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