古代ギリシア哲学の特徴

 一般的に古代ギリシアの哲学者はタレスに始まり、プロティノスに終わるとされます。
 タレスは、宇宙や自然などの万物の究極原理は何かという探求の流れは彼の出身地の名前にちなんでミレトス学派と呼ばれます。その後、万物の根源に関してヘラクレイトスやピタゴラスなど様々な人物が思索を行いました。
 更に時代を経て、古代ギリシアの人々がポリスに定住し始めたところにソフィストという知識人が現れます。そんな彼らに対抗してソクラテスは独特の弁論活動を実践します。ソクラテスの登場は、ギリシア哲学全体の転換期となりました。ソクラテスの思想を受け継ぎ、プラトン、アリストテレスという哲学者が現れます。
 その後、ヘレニズム時代が到来した中でエピクロスなどが活躍します。そしてローマ皇帝の統治下に古代ギリシア哲学は幕を下ろします。

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