ペレキュデスは、シュロス島の人で紀元前6世紀中期の哲学者です。
アレクサンドロスは「哲学者たちの系譜」のなかで、ペレキュデスはピッタコスの弟子であったと述べています。
ペレキュデスは、自然と神々について、ギリシャ語で書物を書いた初めての人だとされています。
エペソス人のアンドロンは、ペレキュデスという名前のシュロス島の出身者は二人いたとしています。一人は天文学者で、もう一人は神々について論じて、ピタゴラスの師にあたる人物だったといいます。
あるいは、エラトスネテスは、シュロス島の出身のペレキュデスは一人だけだったとしています。もう一人の方はアテナイ人で系譜学者であったとしています。
アンドロンとエラトスネテスの言い分は食い違っていますが、真実は定かではありません。