クレオブロスは、リンドスの僭主だった人物です。ただし、ドゥリスによると、カリア人だったとされています。古代ギリシャの七賢人に数えられています。
エジプトの哲学にも通じていたともいわれています。彼は「適度が最善」という金言を残しています。
クレオブロスは、かつてダナオスによって建てられたアテナ女神の神殿を新しく立て直したといわれています。
また、ソロンとも交流があったようで、手紙を送っています。
クレオブロスには、クレオブゥリネという娘がいて、その娘は六脚韻で謎めいた詩を書いた詩人だったと伝えられています。