ドゥニ・ディドロ

 ドゥニ・ディドロは、18世紀の啓蒙思想時代のフランスの哲学者であり作家だった人物です。シャンパーニュ地方ラングルの富裕な刃物師の子として生まれ、パリの高等学校で学びました。その後は遊民的生活に身を投じ、様々な職を転々としながら知的発展の素地を形成しました。
 ディドロは、ダランベールとともに百科全書を編纂しました。百科全書派の中心人物であり、多様な哲学者と交流がありました。
 また彼は、徹底した唯物論者でもありました。最終的に無神論を唱えました。そのため、最も早い時期に無神論を唱えた思想家の一人とされています。

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