エルンスト・ブロッホ

 エルンスト・ブロッホは、ドイツのマルクス主義哲学者で、ユートピア思想や表現主義の影響下に独特のマルクス主義哲学を展開しました。
 ジンメルやウェーバー、ルカーチやベンヤミンと親交しました。
 代表作には『ユートピアの精神』『希望の原理』があります。これらの著作は、1968年前後の学生運動や解放の神学などにも影響力を与えました。
 ブロッホは、人間の内発的な希望を、アリストテレスのデュナミス概念を媒介にマルクス主義歴史観に結びつけました。そして、それを原理に現実とは、未完成な主体と客体が同一性という究極の自己実現をめざす弁証法的運動過程であると一元的に捉えていきました。

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