対人認知

 対人認知とは、相手に対する推論のことをいいます。
 例えば、未知の人と出会った場合には容貌から推測する場合や、あらかじめ友人から聞いていた情報を参考にするなどします。これもまた対人認知のあり方の一つです。

暗黙のパーソナリティ理論

「素人の人格理論」とも呼ばれます。
 一般の人が日ごろ抱えている人の性格に関する素朴な信念のことをいいます。
 例えば、美人は性格についても良いものを持っていると思うなどがこれにあたります。
 正確ではない推論であっても、相手を知るための枠組みとしては効率的です。人は、まず自分の知識を活用して枠組みをつくり、知り合っていく中で相手に関しての認識を修正していきます。しかし、修正が聞かない場合は偏見ができあがっていきます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする