メタプログラムとは、ある状況下での人間の認知パターンを類型化したものや、する行為をいいます。これにより、相手の思考や行動についてより深く知ろうとします。
自分や相手のパターンをつかむことで、コミュニケーションをより深いものにすることができるというのがNLPにおける考え方です。
メタプログラムの種類
メタプログラムには、以下の類型があります。
外部とのかかわり方(内向⇔外向)
内向とは、物事を考えるとき、自己との対話など内的な世界を重視する態度を言います。
逆に外向とは、他者の意見など外的な世界を重視する態度のことを言います。
内的なプロセス(直感⇔情報重視)
直観とは、何かを考えるときに物事の全体像を捉える傾向のことをいいます。
情報重視とは、物事を細かく具体的に把握する傾向のことをいいます。
内的な状態(感覚⇔思考)
感覚とは、遊びや仕事などその中に没頭するタイプです。
思考とは、事実を基に客観的に判断や決定を行うタイプです。
順応の仕方(判断⇔受容)
判断は、出来事の主導権を握り、自らコントロールしようとするタイプです。
受容は、出来事を受け入れて、変化に対して柔軟に対応していくタイプです。