NLPにおけるパート

 NLPにおけるパートとは、無意識の中のそれぞれの異なる目的と動きを人格に例えたものをいいます。
 それぞれのパートが齟齬をきたすことをパート間の葛藤といいます。
 葛藤状態を経験すると悩みが生じます。
 葛藤状態の解消のポイントは、両方の意図を同時に満たす行動を探ることです。両方の意図を同時に満たすためには、それぞれのパートでの肯定的な意図を探す必要がありあmす。

肯定的な意図

 肯定的な意図とは、意見が食い違うそれぞれのパートの間の意見の建設的な部分のことをいいます。
 例えば、「会社を休みたい」というパートと、「会社にいかねばならない」というパートがあったとします。
 この場合、どちらにも肯定的な意図(ポジティブな意味)を見出すことは可能です。「会社を休みたい」という意見の方には「会社を休んで身心をリフレッシュさせないと身が持たない」などがありますし、「会社にいかねばならない」という方には「社会的な義務を果たしたい」という意味があります。
 葛藤とは、このように相反するパートが存在することです。
 両者の意図を満たす方法が見つかれば、葛藤の解決に大きく近づきます。

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