リフレーミング手法とは、ものごとを見る視点を変えることをいいます。
物事の受け取り方に様々な選択肢を持たせることが可能になります。
苦手意識を持っている相手とは、どうしてもコミュニケーションはぎくしゃくしがちです。そこで、リフレーミングをつかい相手の性格を別の角度からみることにより、その人の中の嫌な部分を前向きにとらえることが可能になります。
リフレーミングには、状況のリフレーミングと内容のリフレーミングがあります。
また、やめたくてもやめられない行動を変えるのに有効な6段階リフレーミングというものがあります。これは、一見マイナスな行動の中にプラスの意図が隠れていることに着目します。
6段階リフレーミングの手順は以下の通りです。
①やめたい行動・習慣を定める
②その行動・習慣を引き起こしているパートと対話する
③そのパートにその行動の肯定的な意味を教えてもらうよう尋ねる
④自分の中の創造的なパートにアクセスし、それを満たす別の行動を3つ以上教えてもらう
⑤元のパートに行動を採用してもいいか確認する
⑥元のパート以外のパートに新しい行動に対して反対がないかを確認する