ロジェ・カイヨワ

 ロジェ・カイヨワは、フランスの文芸批評家・社会学者・哲学者だった人物です。
 主な著書には『遊びと人間』があります。
 彼の没後には「ロジェ・カイヨワ賞」が発足されました。

『遊びと人間』

『遊びと人間』はカイヨワの著作で、これはヨハン・ホイジンガの『ホモ・ルーデンス』に影響されて執筆されたものです。
『遊びと人間』の中で、カイヨワは人間の「遊び」を以下の4つに分類しました。

  • アゴーン(競争):徒競走やスポーツの試合など、他者と勝敗を決するものをいいます。
  • アレア(偶然):ルーレットやトランプ遊びなど、偶然の要素が大きいものをいいます。
  • ミミクリー(模倣):演劇やRPGなど、自分ではない何かの真似をするものをいいます。
  • イリンクス(眩暈):絶叫マシーンなど、回転や落下による身体的感覚の混乱を楽しむものをいいます。

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