鎌倉時代の思想

 平安時代も末期になると、戦乱が長引き、疫病や飢餓が相次ぎ人々の間には末法思想が広まります。そのような救いの見えない時代になり浄土信仰や法華信仰など様々な信仰が人々の間に広まります。そのような時代に、鎌倉時代の新仏教が生まれる土壌が育まれていきました。
 鎌倉時代の仏教界には、奈良の旧仏教の復興を目指す勢力や、鎌倉新仏教を呼ばれる様々な勢力が入り乱れます。
 旧仏教の復興を目指したのは以下のような人々です。
・貞慶(法相宗)
・叡尊(律宗)
・明恵(華厳宗)
 また以下のような人々が、鎌倉新仏教と呼ばれる宗派を開きました
・法然(浄土宗)
・親鸞(浄土真宗)
・一遍(時宗)
・栄西(臨済宗)
・道元(曹洞宗)
・日蓮(日蓮宗)

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