ゾイゼ

 ゾイゼは、ドミニコ会士であり、エックハルトの弟子にあたる人物です。
 コンスタンツ副修道院長になりますが、不当な評価を与えられて、以後司牧者・説教師として主に南ドイツを巡回することになります。
 彼はエックハルトの無所有の思想を深化させて、キリストの受難のような暴力性に進んで身をさらす受苦の神秘思想を唱えました。苦しみをともに味わうことによって、神との合一が得られるとしました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする